ハニープロセスとは?
英語表記: Honey, パルプドナチュラル
ハニープロセス(Honey)とは、ナチュラルとウォッシュドの中間的な精製方法で、果肉を除去した後、粘液質(ミューシレージ=ハチミツ状の糖質)を残したまま乾燥させる方法です。ウォッシュドのクリーン感とナチュラルの甘みを併せ持つ風味になります。
ハニーの分類(White/Yellow/Red/Black)
残す粘液質の量と乾燥日数で色合いが変わり、それぞれ風味のキャラクターが異なります。White Honey(粘液ほぼ除去、ウォッシュド寄り)、Yellow Honey(粘液少量)、Red Honey(粘液多めで長期乾燥)、Black Honey(粘液最大、ナチュラルに近い濃密甘み)の順で甘みと複雑性が増します。
コスタリカ発祥の歴史
ハニープロセスは2000年代にコスタリカで体系化され「マイクロミル革命」と呼ばれる潮流の中で広がりました。それまでウォッシュド一辺倒だった中米諸国で、生産者がより付加価値の高い精製方法を模索する中で確立されました。
味わいの特徴
メープルシロップやキャラメル、ピーチ、リッチな赤いフルーツのような甘さが特徴です。ウォッシュドより甘くナチュラルよりクリーン、というバランスが好まれ、ロースターの定番として採用されることも多いです。
見分け方
商品名や説明に「Honey」「White Honey」「Red Honey」「Black Honey」「Pulped Natural」(ブラジル式の類似手法)等の表記があれば、ハニープロセスです。コスタリカ、エルサルバドル、ニカラグア、グアテマラ等の中米産で多く見られます。